矯正歯科とは歯並びをきれいにする歯科治療(歯列矯正)です.一般的な歯科や審美歯科では歯を削って歯並びをきれいにしますが,矯正歯科では歯を削らすに移動する事で歯並びをきれいにします.そのため,普通の歯科とは治療のシステムが異なり,患者さんには様々な疑問が湧いてきます.そこで私たち矯正歯科専門医が患者さんからよくいただく質問を定期的に掲載していきます.
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質問
現在 小臼歯抜歯を含む矯正をして5ヶ月めの25歳です 小学生のころ矯正をしていたので歯並びはいいのですが 下顎が少し出ていて 鼻からのラインがちょうど緩やかななめに下に伸びています 先生に口元を引っ込めたらといわれ現在の矯正を始めたのですが,後になって外科矯正の存在を知り今非常に悩んでいます.小臼歯の方法だと老人のようだとか,カモフラージュに過ぎないと言うのは本当ですか?また,しゃくれた感じがますますひどくなるとも書いてあるのをみて不安です.今から外科矯正にかえることは不可能でしょうか
回答
はじめまして。<今から外科矯正に換えることは可能か>については、一般的には可能だと思います。外科矯正に替えるのであれば、できるだけ速やかに変更するのが望ましいのですが、外科矯正に切り替えた方がいいかどうか、となると答えは慎重にならざるを得ません。
質問者さんの今回の矯正治療の主訴(何を最も気にして、どう改善したいと思ったか)がどこにあるかですが、<下顎が少し出ていて、鼻からのラインがちょうど緩やかななめに下に伸びて>という側貌を問題にしているとすれば、よりダイナミックな改善は外科矯正の方が優(まさ)ります。しかし、先生(矯正専門医?)が<口元を引っ込めたら>といったことから想像すれば、外科矯正より抜歯による歯牙移動のみの矯正治療で、十分口元は改善できるケースとも考えられます。
質問者さんは<後になって外科矯正の存在を知り>ということですから、矯正治療を行なうに際して、先生は外科矯正にはまったく触れなかったわけですが、質問者さんのケースはもともと外科の適応症ではないとも考えられます。この点は、実際の状態や矯正資料を見てみないと何ともコメントできません。また、外科矯正にするか歯牙移動のみの矯正治療で行くかは、その先生の考え方によって大きく左右されるところがあって、私自身は、昨今の患者側の審美的要求の高さから、できるだけ希望に添うためには外科矯正の方を勧めており、現にその数は従来より漸増しているのが実状です。
<小臼歯の方法だと老人のようだとか、カモフラージュに過ぎないとか>
少なくとも先生が「口元を引っ込めたら]といったかぎりは、口元が出ているわけですから、それを引っ込める分には何ら心配することはないと考えます。<しゃくれた感じがますますひどくなるとも>書いたのは、恐らく頑迷な非抜歯論者(何が何でも歯を抜かないことはいいことだ、とする矯正医あるいは歯科医)でしょう。質問者さんの実際の状態は分かりませんが、私は今掛かっている先生の判断を諒(りょう)とします。
治療方針を外科矯正へ変更するのであれば<できるだけ速やかに>と書いたのは、外科矯正と歯牙移動のみの矯正では、歯を動かす方向が(極端な言い方をすれば)まったく逆だからです。
質問者さんには、一人で悩んでいるよりも今すぐその先生のオフィス(診療所)に電話をし、次回の予約を待たず<外科矯正の可能性について相談したい>旨を伝えて、相談の日をとってもらうことです。治療方針変更の可能性の有無、善し悪しを含めてより分かりやすく説明してくれるはずです。そのうえで納得する方針を選択し、選択したら後ろを振り返らず治療の完了に向けて精進されることです。
矯正歯科
現在 小臼歯抜歯を含む矯正をして5ヶ月めの25歳です 小学生のころ矯正をしていたので歯並びはいいのですが 下顎が少し出ていて 鼻からのラインがちょうど緩やかななめに下に伸びています 先生に口元を引っ込めたらといわれ現在の矯正を始めたのですが,後になって外科矯正の存在を知り今非常に悩んでいます.小臼歯の方法だと老人のようだとか,カモフラージュに過ぎないと言うのは本当ですか?また,しゃくれた感じがますますひどくなるとも書いてあるのをみて不安です.今から外科矯正にかえることは不可能でしょうか
回答
はじめまして。<今から外科矯正に換えることは可能か>については、一般的には可能だと思います。外科矯正に替えるのであれば、できるだけ速やかに変更するのが望ましいのですが、外科矯正に切り替えた方がいいかどうか、となると答えは慎重にならざるを得ません。
質問者さんの今回の矯正治療の主訴(何を最も気にして、どう改善したいと思ったか)がどこにあるかですが、<下顎が少し出ていて、鼻からのラインがちょうど緩やかななめに下に伸びて>という側貌を問題にしているとすれば、よりダイナミックな改善は外科矯正の方が優(まさ)ります。しかし、先生(矯正専門医?)が<口元を引っ込めたら>といったことから想像すれば、外科矯正より抜歯による歯牙移動のみの矯正治療で、十分口元は改善できるケースとも考えられます。
質問者さんは<後になって外科矯正の存在を知り>ということですから、矯正治療を行なうに際して、先生は外科矯正にはまったく触れなかったわけですが、質問者さんのケースはもともと外科の適応症ではないとも考えられます。この点は、実際の状態や矯正資料を見てみないと何ともコメントできません。また、外科矯正にするか歯牙移動のみの矯正治療で行くかは、その先生の考え方によって大きく左右されるところがあって、私自身は、昨今の患者側の審美的要求の高さから、できるだけ希望に添うためには外科矯正の方を勧めており、現にその数は従来より漸増しているのが実状です。
<小臼歯の方法だと老人のようだとか、カモフラージュに過ぎないとか>
少なくとも先生が「口元を引っ込めたら]といったかぎりは、口元が出ているわけですから、それを引っ込める分には何ら心配することはないと考えます。<しゃくれた感じがますますひどくなるとも>書いたのは、恐らく頑迷な非抜歯論者(何が何でも歯を抜かないことはいいことだ、とする矯正医あるいは歯科医)でしょう。質問者さんの実際の状態は分かりませんが、私は今掛かっている先生の判断を諒(りょう)とします。
治療方針を外科矯正へ変更するのであれば<できるだけ速やかに>と書いたのは、外科矯正と歯牙移動のみの矯正では、歯を動かす方向が(極端な言い方をすれば)まったく逆だからです。
質問者さんには、一人で悩んでいるよりも今すぐその先生のオフィス(診療所)に電話をし、次回の予約を待たず<外科矯正の可能性について相談したい>旨を伝えて、相談の日をとってもらうことです。治療方針変更の可能性の有無、善し悪しを含めてより分かりやすく説明してくれるはずです。そのうえで納得する方針を選択し、選択したら後ろを振り返らず治療の完了に向けて精進されることです。
矯正歯科
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質問
19歳の娘の上顎突出のことで質問します。
はじめまして、娘が高校生の時,検診で上前歯の突出を指摘されました。
一度簡単な相談に行きましたが 費用の高さに驚き少し考えます・・と
それっきりになってしまいました。
小学生低学年位まではとてもよい歯並びと言われてきましたが
いつの間にか上前歯2本だけが<ハ>の字型に広がり横からみると若干出ているのです。
本人は非常に明るい性格で,思っきり大きな口を開けて笑う子なのですが、
なにせ容姿の気になる年頃でもあり、なるべく希望にあった治療を受けさせたいと考えています。
素人考えで大変申し訳ないのですが、見る限り下の歯並びはとてもよく虫歯等もなく,歯茎(あご?)の広さ、骨格等も充分だと思うのですが、必ず上下の装置が必要でしょうか?
ご意見よろしくお願い申し上げます。
回答
はじめまして。
<必ず上下の装置が必要か>というご質問は決して少なくなく、また、お尋ねになる心情もよく分かります。しかし、上顎あるいは下顎(片顎)だけに装置を入れることがまったくないわけではありませんが、<基本的には上下すべての歯に装置を装着するもの>と思ってください。
片顎だけに装置を入れる場合というのは、
1)本来は正常咬合(矯正的に見てどこにも異常がない状態)であるものが、何らかの事情で極めて限局的に不正が生じた場合、
2)局所的な義歯(特にブリッジ)を入れたい時に、橋脚になる歯(専門的には支台歯)の歯軸を変える必要がある場合、
3)混合歯列期(まだ永久歯が生え揃わず乳歯と永久歯が混在する時期)の不正で、永久歯列(大人の歯ならび)になったら本格的な矯正治療をする前提で行う、前準備的な治療の場合、
などです。
矯正治療で上下すべての歯に装置を付けなければいけないのは、不正(咬合、歯ならび)の原因が、患者さんの問題にするその歯自体にあるのではなく、実はもっと根源的なところに原因はあって、その歯の不正は、その影響がその歯に及んだためで、治療は根本的な所から改善(矯正)しなければ問題は解決しないのが普通だからです。その結果として、患者さんの希望した部分も治ることになるのが矯正治療です。
<見る限り下の歯並びはとてもよく>という自己診断は、往々にして問題を分かりにくくしますが、専門的に診ると大体は全体的(根本的)な所に原因があるもので、これは、矯正的資料(レントゲンや口の型など)を採った上で説明されるとハッキリ分かります。
ただ、お嬢様が高校生の時に上顎前突と診断されたとある限り、経験的にはお母様が考えるほど単純な不正咬合ではないように思います。矯正治療は、片顎だけなど中途半端なやり方でやると返って難しく、後悔する結果を招く恐れもあります。
矯正治療に踏み出すかどうかはともかく、相談だけなら費用は無料から数千円程度ですので、まずは矯正専門歯科医院にご一緒に相談に行かれることをお勧めします。
矯正歯科
19歳の娘の上顎突出のことで質問します。
はじめまして、娘が高校生の時,検診で上前歯の突出を指摘されました。
一度簡単な相談に行きましたが 費用の高さに驚き少し考えます・・と
それっきりになってしまいました。
小学生低学年位まではとてもよい歯並びと言われてきましたが
いつの間にか上前歯2本だけが<ハ>の字型に広がり横からみると若干出ているのです。
本人は非常に明るい性格で,思っきり大きな口を開けて笑う子なのですが、
なにせ容姿の気になる年頃でもあり、なるべく希望にあった治療を受けさせたいと考えています。
素人考えで大変申し訳ないのですが、見る限り下の歯並びはとてもよく虫歯等もなく,歯茎(あご?)の広さ、骨格等も充分だと思うのですが、必ず上下の装置が必要でしょうか?
ご意見よろしくお願い申し上げます。
回答
はじめまして。
<必ず上下の装置が必要か>というご質問は決して少なくなく、また、お尋ねになる心情もよく分かります。しかし、上顎あるいは下顎(片顎)だけに装置を入れることがまったくないわけではありませんが、<基本的には上下すべての歯に装置を装着するもの>と思ってください。
片顎だけに装置を入れる場合というのは、
1)本来は正常咬合(矯正的に見てどこにも異常がない状態)であるものが、何らかの事情で極めて限局的に不正が生じた場合、
2)局所的な義歯(特にブリッジ)を入れたい時に、橋脚になる歯(専門的には支台歯)の歯軸を変える必要がある場合、
3)混合歯列期(まだ永久歯が生え揃わず乳歯と永久歯が混在する時期)の不正で、永久歯列(大人の歯ならび)になったら本格的な矯正治療をする前提で行う、前準備的な治療の場合、
などです。
矯正治療で上下すべての歯に装置を付けなければいけないのは、不正(咬合、歯ならび)の原因が、患者さんの問題にするその歯自体にあるのではなく、実はもっと根源的なところに原因はあって、その歯の不正は、その影響がその歯に及んだためで、治療は根本的な所から改善(矯正)しなければ問題は解決しないのが普通だからです。その結果として、患者さんの希望した部分も治ることになるのが矯正治療です。
<見る限り下の歯並びはとてもよく>という自己診断は、往々にして問題を分かりにくくしますが、専門的に診ると大体は全体的(根本的)な所に原因があるもので、これは、矯正的資料(レントゲンや口の型など)を採った上で説明されるとハッキリ分かります。
ただ、お嬢様が高校生の時に上顎前突と診断されたとある限り、経験的にはお母様が考えるほど単純な不正咬合ではないように思います。矯正治療は、片顎だけなど中途半端なやり方でやると返って難しく、後悔する結果を招く恐れもあります。
矯正治療に踏み出すかどうかはともかく、相談だけなら費用は無料から数千円程度ですので、まずは矯正専門歯科医院にご一緒に相談に行かれることをお勧めします。
矯正歯科
質問
はじめまして.早速ですが、相談に乗っていただけますか。
もともと歯並びはよくないのですが、二年位前からだんだん顎が左にずれて来ており、しっかりかむと左右の奥歯のかみ合わせもどこでかんでいるのか分からなく、前歯も下の歯が上の歯とかち合うように噛んでしまうようになりました。さらに顎の関節もなるようになってきたので不安です。上の歯の右奥の親知らずを抜いてから余計にひどくなった気がしています。そこで矯正歯科にいこうと思うのですが、顎全体がずれてきてたとしたら、歯を矯正し、噛み合わせを直しただけで顎のずれも直るのでしょうか。それとも別の治療が必要なのでしょうか。さらに最近は背骨もゆがんできた気がします。というより、背骨の左側の後背筋がよく張ります。何らかの相関関係があるのでしょうか。
どうか、アドバイスしていただけないでしょうか。宜しくお願いします。
回答
顎がずれてきた原因として二つの原因が考えられます.
第1に親知らずの萌出に伴う歯列の変化によるものです.
「二年前から顎がだんだん左にずれてきた」と書かれていますがその当時親知らずが生えはじめたということはないでしょうか?もともとかみ合わせが悪く歯がデコボコに並んでいる状態で,親知らずが萌出してくると歯列のデコボコはさらに強くなったり,前歯がより唇側(前方)へ押し出されたり,親知らずの前に生えている大臼歯が倒れたりしてかみ合わせを変化(悪化)させてしまうことがあります.結果的に上の前歯と下の前歯がかち合う(切縁と切縁が突っつくような)関係になったり上下の歯列の正中がずれてきたりすることが考えられます.
第2に顎関節症による影響です.
顎関節とは耳の前方にある下顎と側頭骨を連結する関節で,その関節を構成する骨,靭帯,筋肉の異常の総称を顎関節症と呼びます.口を大きく開けたり閉めたりする際に顎の関節が“コキコキ”や“ゴリゴリ”なったりするのは顎関節に何らかの異常が起きている場合があります.顎関節症により下顎骨の下顎頭という顎関節の一部に形態変化がおき,かみ合わせを変化させてしまうことも考えられます.しかし,すべての顎関節症で顎が曲がってしまうわけではありません.また顎の曲がってしまう原因が親知らずによる歯列の変化と顎関節症の両者が影響を及ぼしていることも考えられます.
顎のズレと歯並びを治すのであれば矯正歯科の担当となります.顎のずれが大きい場合であれば,顎の位置を治すような手術と歯のデコボコを治す矯正治療の両者が必要になってきます.しかしヒトの顔は全くの左右対称ではなく,顎のズレも小さいものであれば矯正歯科による歯列の治療のみで改善することが出来ると思います.背中のハリは顎関節症や姿勢が影響していることも考えられますが直接的な原因ではないように思われます.
矯正歯科
はじめまして.早速ですが、相談に乗っていただけますか。
もともと歯並びはよくないのですが、二年位前からだんだん顎が左にずれて来ており、しっかりかむと左右の奥歯のかみ合わせもどこでかんでいるのか分からなく、前歯も下の歯が上の歯とかち合うように噛んでしまうようになりました。さらに顎の関節もなるようになってきたので不安です。上の歯の右奥の親知らずを抜いてから余計にひどくなった気がしています。そこで矯正歯科にいこうと思うのですが、顎全体がずれてきてたとしたら、歯を矯正し、噛み合わせを直しただけで顎のずれも直るのでしょうか。それとも別の治療が必要なのでしょうか。さらに最近は背骨もゆがんできた気がします。というより、背骨の左側の後背筋がよく張ります。何らかの相関関係があるのでしょうか。
どうか、アドバイスしていただけないでしょうか。宜しくお願いします。
回答
顎がずれてきた原因として二つの原因が考えられます.
第1に親知らずの萌出に伴う歯列の変化によるものです.
「二年前から顎がだんだん左にずれてきた」と書かれていますがその当時親知らずが生えはじめたということはないでしょうか?もともとかみ合わせが悪く歯がデコボコに並んでいる状態で,親知らずが萌出してくると歯列のデコボコはさらに強くなったり,前歯がより唇側(前方)へ押し出されたり,親知らずの前に生えている大臼歯が倒れたりしてかみ合わせを変化(悪化)させてしまうことがあります.結果的に上の前歯と下の前歯がかち合う(切縁と切縁が突っつくような)関係になったり上下の歯列の正中がずれてきたりすることが考えられます.
第2に顎関節症による影響です.
顎関節とは耳の前方にある下顎と側頭骨を連結する関節で,その関節を構成する骨,靭帯,筋肉の異常の総称を顎関節症と呼びます.口を大きく開けたり閉めたりする際に顎の関節が“コキコキ”や“ゴリゴリ”なったりするのは顎関節に何らかの異常が起きている場合があります.顎関節症により下顎骨の下顎頭という顎関節の一部に形態変化がおき,かみ合わせを変化させてしまうことも考えられます.しかし,すべての顎関節症で顎が曲がってしまうわけではありません.また顎の曲がってしまう原因が親知らずによる歯列の変化と顎関節症の両者が影響を及ぼしていることも考えられます.
顎のズレと歯並びを治すのであれば矯正歯科の担当となります.顎のずれが大きい場合であれば,顎の位置を治すような手術と歯のデコボコを治す矯正治療の両者が必要になってきます.しかしヒトの顔は全くの左右対称ではなく,顎のズレも小さいものであれば矯正歯科による歯列の治療のみで改善することが出来ると思います.背中のハリは顎関節症や姿勢が影響していることも考えられますが直接的な原因ではないように思われます.
矯正歯科
質問
初めまして。
お恥ずかしい事ですが、幼い頃の歯の管理が悪く虫歯でかなりの歯を抜歯しています。
今は、部分入れ歯をしている状態です。
前歯は比較的丈夫なのですが、2本だけ出ておりかつ隙間が空いています。
笑った時等目立ってしまい、今さらながらとっても気になっています。
矯正の専門医に相談した所、抜く歯が無いので無理との診断を受けました。どうしても無理なのでしょうか?
回答
はじめまして。このご質問の回答には、質問者さんの詳細なデータがないとかなり難しいのですが、矯正専門医の<抜く歯が無いので無理>という意味がよくわかりません。矯正的歯牙移動とは基本的に歯と歯の引張っこ(綱引き)ですから、矯正専門医の話は<綱引きをする相手の歯が無いので無理>といったのではないか、と推察しますがどうでしょう。
どこの歯が(何本)欠損しているか、上の前歯の状態だけでなく前歯の上下の咬み合わせの状態がどうか、などによってコメントが変わりますが、どうしても矯正治療が無理ということは理論的にはありません。ただ、街の一介の矯正歯科医がすべてを受け持つには荷が重過ぎるケースだと考えられ、そのためにその矯正医は後ろ向きの発言をされたのだと思います。
同じように他の矯正歯科医が突き放したケースで、先天的な多数歯欠損で上下の奥歯とくに上には6本しか歯が無い受け口のケースに対して、大学と連携して歯の無いところにインプラントを植えて矯正治療することになりました。大学では各科の先生が集まり、その症例に対して意見を出し合い治療方針が決定され、矯正の部分を当院が受け持つことになりました。
この例のように、質問者さんのケースは一歯科医がすべてを担おうとすると無理がありますので、もし歯科大学が近くにあればそこで相談されるのが望ましいと思います。いづれにしても歯を失った損失は大きく、その代償は高くつくことになりますが、解決法はあるはずです。
これを機会に歯を大切にするよう心掛ければ、高い代償を払う価値はあると思います。
矯正歯科
初めまして。
お恥ずかしい事ですが、幼い頃の歯の管理が悪く虫歯でかなりの歯を抜歯しています。
今は、部分入れ歯をしている状態です。
前歯は比較的丈夫なのですが、2本だけ出ておりかつ隙間が空いています。
笑った時等目立ってしまい、今さらながらとっても気になっています。
矯正の専門医に相談した所、抜く歯が無いので無理との診断を受けました。どうしても無理なのでしょうか?
回答
はじめまして。このご質問の回答には、質問者さんの詳細なデータがないとかなり難しいのですが、矯正専門医の<抜く歯が無いので無理>という意味がよくわかりません。矯正的歯牙移動とは基本的に歯と歯の引張っこ(綱引き)ですから、矯正専門医の話は<綱引きをする相手の歯が無いので無理>といったのではないか、と推察しますがどうでしょう。
どこの歯が(何本)欠損しているか、上の前歯の状態だけでなく前歯の上下の咬み合わせの状態がどうか、などによってコメントが変わりますが、どうしても矯正治療が無理ということは理論的にはありません。ただ、街の一介の矯正歯科医がすべてを受け持つには荷が重過ぎるケースだと考えられ、そのためにその矯正医は後ろ向きの発言をされたのだと思います。
同じように他の矯正歯科医が突き放したケースで、先天的な多数歯欠損で上下の奥歯とくに上には6本しか歯が無い受け口のケースに対して、大学と連携して歯の無いところにインプラントを植えて矯正治療することになりました。大学では各科の先生が集まり、その症例に対して意見を出し合い治療方針が決定され、矯正の部分を当院が受け持つことになりました。
この例のように、質問者さんのケースは一歯科医がすべてを担おうとすると無理がありますので、もし歯科大学が近くにあればそこで相談されるのが望ましいと思います。いづれにしても歯を失った損失は大きく、その代償は高くつくことになりますが、解決法はあるはずです。
これを機会に歯を大切にするよう心掛ければ、高い代償を払う価値はあると思います。
矯正歯科
質問
わたしは別のところで矯正中ですが、最初の説明で3,4ヶ月後に抜歯するかしないかを改めて伺います と言われ、今3ヶ月経ちました。 まだ非抜歯です。
最初の説明で抜歯も非抜歯も 始めの3ヶ月は治療は変わらないと聞いていたので カルテに非抜歯と書かれているのも 気にならなかったんですけど、こないだ抜歯はいつするのですかと聞いたところ、もしかしたら非抜歯で並ぶかもしれない、歯と歯の間を削ったら並ぶかもと言われました。 非抜歯だと最終的に歯が少し出た感じになると聞いていたのでそれは嫌だと言ったんですけど うやむやになってしまってはっきり聞けませんでした。わたしが気になるのは もっとはっきりこっちから言わないとこのまま非抜歯になってしまうのか、ねじれて生えている歯を並ばせるためにねじれた歯の両サイドの歯にバネをかけてスペースを空ける治療する前に抜歯して整列させたらいいんじゃないか、歯と歯の間を削って整列させるっていうのは歯に悪いんじゃないか ということです。
違う矯正歯科さんではどう思われるのかお聞きしたいです.お願いします
回答
はじめまして。まず、質問者さんのご質問に確信をもってお答えするには、質問者さんの矯正的資料が是非必要ですが、それは叶わないため、回答は一般論に推測を加えたものとしてお読みください。
非抜歯治療と抜歯治療の違いを端的に言えば、非抜歯は歯列弓(放物線状の歯の並び)を膨らませる考え方、抜歯は歯列弓を縮める考え方ですから、抜歯と非抜歯とでは歯を動かす方向は逆になります。治療方針が非抜歯から抜歯に変わるということは、非抜歯で前方に振った歯(列)を今度は後方に引き戻すことを意味します。抜歯か非抜歯かのボーダーラインケースでは誰しも絶対に無いとはいえませんが、歯のためにはいいことではありません。矯正医は、術前に抜歯非抜歯のメリット、デメリットを良く説明したうえで、治療に先立って抜歯か非抜歯かを決断してから治療に臨むべきです。
質問者さんの投稿の中で気になるのは、先生の「もしかしたら非抜歯で並ぶかもしれない]という言葉と、質問者さんの「最終的に歯が少し出た感じになると聞いていたのでそれは嫌だ]といったという、すれ違いの点です。私は、このHPに「矯正治療は美しくなるためだけに行われるものではないが、美しくならなければ意味がない」という恩師の言葉をトップに掲げているように、矯正の治療目標として審美性を重視するものであり、その手段として日本人の矯正患者の多くは抜歯が必要と考えるものです。 その意味から、はちまんさんが審美性に疑問を持つ非抜歯に対して、ただ<非抜歯で並ぶかもしれない>というその先生の単純な考え方には同意できません。その先生の治療目標は、いかに歯を抜かずに並べるかに主体があって、目標への手段であるべき抜歯非抜歯の選択が、非抜歯そのこと自体を目標にしている錯誤がその先生にありそうです。さらに、<スペースを空ける治療する前に抜歯して整列させたら>、<歯と歯の間を削って整列させるっていうのは歯に悪いんじゃないか>という質問者さんの疑問には私も同意です。
<はっきりこっちから言わないとこのまま非抜歯になってしまうのか>
その可能性はありそうです。最初に書きましたように、質問者さんの資料がないために絶対的なことはいえませんが、少なくともこのままいけば治療結果に対する評価が分かれてトラブルは避けられません。歯を削るという不可逆的処置(あとに戻せない処置)だけはともかく待って、抜歯か非抜歯かについていま一度先生と話し合い、質問者さんの主張すべき点はキチンと主張したうえで、納得のいく手段を選択し気持ちよく今後の治療に臨んでください。
矯正治療上の抜歯非抜歯については、これまでもかなりの数のご質問にお答えしてきましたが、質問者さんには下記の一通をご参照ください。この患者さんは抜歯による再治療を行うことになっています。
http://www.hiruma.or.jp/cgi-bin/treebbs/cbbs.cgi?mode=all&namber=378&type=0&space=0
矯正歯科
わたしは別のところで矯正中ですが、最初の説明で3,4ヶ月後に抜歯するかしないかを改めて伺います と言われ、今3ヶ月経ちました。 まだ非抜歯です。
最初の説明で抜歯も非抜歯も 始めの3ヶ月は治療は変わらないと聞いていたので カルテに非抜歯と書かれているのも 気にならなかったんですけど、こないだ抜歯はいつするのですかと聞いたところ、もしかしたら非抜歯で並ぶかもしれない、歯と歯の間を削ったら並ぶかもと言われました。 非抜歯だと最終的に歯が少し出た感じになると聞いていたのでそれは嫌だと言ったんですけど うやむやになってしまってはっきり聞けませんでした。わたしが気になるのは もっとはっきりこっちから言わないとこのまま非抜歯になってしまうのか、ねじれて生えている歯を並ばせるためにねじれた歯の両サイドの歯にバネをかけてスペースを空ける治療する前に抜歯して整列させたらいいんじゃないか、歯と歯の間を削って整列させるっていうのは歯に悪いんじゃないか ということです。
違う矯正歯科さんではどう思われるのかお聞きしたいです.お願いします
回答
はじめまして。まず、質問者さんのご質問に確信をもってお答えするには、質問者さんの矯正的資料が是非必要ですが、それは叶わないため、回答は一般論に推測を加えたものとしてお読みください。
非抜歯治療と抜歯治療の違いを端的に言えば、非抜歯は歯列弓(放物線状の歯の並び)を膨らませる考え方、抜歯は歯列弓を縮める考え方ですから、抜歯と非抜歯とでは歯を動かす方向は逆になります。治療方針が非抜歯から抜歯に変わるということは、非抜歯で前方に振った歯(列)を今度は後方に引き戻すことを意味します。抜歯か非抜歯かのボーダーラインケースでは誰しも絶対に無いとはいえませんが、歯のためにはいいことではありません。矯正医は、術前に抜歯非抜歯のメリット、デメリットを良く説明したうえで、治療に先立って抜歯か非抜歯かを決断してから治療に臨むべきです。
質問者さんの投稿の中で気になるのは、先生の「もしかしたら非抜歯で並ぶかもしれない]という言葉と、質問者さんの「最終的に歯が少し出た感じになると聞いていたのでそれは嫌だ]といったという、すれ違いの点です。私は、このHPに「矯正治療は美しくなるためだけに行われるものではないが、美しくならなければ意味がない」という恩師の言葉をトップに掲げているように、矯正の治療目標として審美性を重視するものであり、その手段として日本人の矯正患者の多くは抜歯が必要と考えるものです。 その意味から、はちまんさんが審美性に疑問を持つ非抜歯に対して、ただ<非抜歯で並ぶかもしれない>というその先生の単純な考え方には同意できません。その先生の治療目標は、いかに歯を抜かずに並べるかに主体があって、目標への手段であるべき抜歯非抜歯の選択が、非抜歯そのこと自体を目標にしている錯誤がその先生にありそうです。さらに、<スペースを空ける治療する前に抜歯して整列させたら>、<歯と歯の間を削って整列させるっていうのは歯に悪いんじゃないか>という質問者さんの疑問には私も同意です。
<はっきりこっちから言わないとこのまま非抜歯になってしまうのか>
その可能性はありそうです。最初に書きましたように、質問者さんの資料がないために絶対的なことはいえませんが、少なくともこのままいけば治療結果に対する評価が分かれてトラブルは避けられません。歯を削るという不可逆的処置(あとに戻せない処置)だけはともかく待って、抜歯か非抜歯かについていま一度先生と話し合い、質問者さんの主張すべき点はキチンと主張したうえで、納得のいく手段を選択し気持ちよく今後の治療に臨んでください。
矯正治療上の抜歯非抜歯については、これまでもかなりの数のご質問にお答えしてきましたが、質問者さんには下記の一通をご参照ください。この患者さんは抜歯による再治療を行うことになっています。
http://www.hiruma.or.jp/cgi-bin/treebbs/cbbs.cgi?mode=all&namber=378&type=0&space=0
矯正歯科

